数猫とは、数独(または、ナンプレ、数解など)の名前でよく知られているパズルです。数猫はこのパズルの問題のパターンを、猫をモチーフに作成しました。数猫は、数学ゲーム工房のプロジェクトの一つです。数学ゲーム工房では、数学やコンピュータなどの話題を、ゲームやパズルなどの遊び心も交えて、啓蒙に努めていきたいと考えています。

数猫 初級・中級編

数猫を解くには道具を選ぼう

数猫を解くための必需品を紹介します。本になった数猫の最大の特徴は、ページの紙の質がとても高いことです。鉛筆での書き心地、消しゴムでの消し心地が抜群です。ただ、そのためには道具を選ぶ必要があります。

 

 

鉛筆は必ず、2B程度の柔らかいもの使って下さい。HBなどの硬さですと、消したときに紙に傷が残ることがあります。シャープペンシルは芯が折れることがあり、不快な思いをすることがあります。ボールペンは消して書き直しができないので論外です。

写真にあるような普通の鉛筆より太いものが、握り心地がよくおすすめです。消しゴム付きの鉛筆がありますが、確かに電車やバスの中で解くときには便利かもしれませんが、消しゴムが質が悪いと紙を痛めます。また、全部消して最初からやり直しというときには不便です。

消しゴムは、ステッドラーなどの製図用のものを使うことをおすすめします。数猫のページの紙は、製図に使うケント紙に近い質のものですので、相性が抜群です。綺麗に消せば書き跡がほとんどめだちません。部分的に消すときに、黒ずむことがありますが、黒ずみが紙に定着してしまうこともなく、丁寧に消せばきれいになります。

鉛筆には鉛筆削りが欠かせませんが、電動鉛筆けづりなどではなく、小型の鉛筆を手で回して削るものを利用しましょう。刀を研ぐような気分で、書き味の良い芯先の太さを体で覚えましょう。あまり鋭くしすぎる描こうとしたときに折れます。また、紙に傷が残ることがあります。

数猫初級中級編の解答

数猫の解答の手順を動画にしました。必ずしもこの手順が正解への道とは限りません。もっとうまい方法で早く解けるかもしれませんが、行き詰まったときに参考にしてください。